全国のお風呂掃除担当のみなさま、日ごろのお風呂掃除、お疲れさまです。お風呂掃除ほど嫌な家事はない!と思っているのはわたしだけではないはず・・。手は荒れるし、腰は痛いし、疲れるし・・(汗)。小さい子供がいたら、そもそもお風呂掃除の時間を確保するのが大変!うちにも2歳の男の子がいますので、掃除中に「も~お掃除しないの!」と言って手をひっぱられることもしばしば・・。
なんとか簡単にお風呂掃除を終わらせる方法はないものか、とあれこれ試行錯誤した結果、今は「毎日お風呂を吸水クロスで拭きあげる+週末に洗剤を使って掃除」という方法に落ち着いています。お風呂掃除に悩んでいる方に少しでもお役に立てればと思い、わたしの掃除方法をご紹介します。
夜のお風呂と掃除の流れ
我が家は夫、わたし、息子の3人家族ですが、夫の帰宅が遅いので、夜のお風呂はわたしと息子ふたりだけです。
まず最初にわたしがお風呂に入ります。2歳の息子にはテレビを見せて、わたしは超特急の5分でシャワーを浴びます。(刑務所でももう少しゆっくり入れるんじゃないかと思うのですが、その話はまた今度・・・)
わたしのシャワーが終わったら、次は息子をお風呂に入れます。シャワーが大嫌いなので、湯船に少しお湯を溜めて、そのなかでちゃぷちゃぷと優しく洗います(贅沢者め!)彼のお風呂も5分ぐらいで終了します。
そのあと、湯船のお湯を抜きながら、お風呂の拭き上げ専用吸水クロスで拭き上げ掃除を始めます。息子はその間、湯船の残り湯で石鹸やらオモチャやらで遊んでいます。
彼と話しながら、わたしは湯船とは反対の場所(息子にお湯をかけられない場所)だけを拭いていきます。浴室のドア、鏡、壁、床ぐらいです。排水口のゴミ(髪)も捨てて、受け皿も洗っておきます。
途中、息子からオモチャを回収しつつ、拭いてはお風呂の外の棚に戻す作業をします。
湯船のお湯が抜けると、息子もお風呂終了ということがわかっているので、残りのオモチャを置いて、掛け湯をして(しないときもあり)、脱衣所へ移動します。
脱衣所で服を着せ(自分で着るときは応援し)、息子を仕上げたあと、まず息子と一緒にバスタオル(サイズはフェイスタオル2枚)をリビング隣のスペースに干しに行きます。
次に、「お風呂掃除するよ~」と息子に声をかけ、わたしはお風呂に戻ります。このときついてこないこともあるのですが、9割がたついてきますね。。。
一緒にお風呂掃除するときは、息子にも拭き上げ用のタオルを渡し、一緒にお風呂を拭きます。彼の集中できる時間は3分なので、わたしは大急ぎで拭きまわります。主に、さきほど息子が入っていた浴槽と周辺の壁を拭きます。
使用しているお風呂専用の吸水タオルは給水量が多いので、お風呂全体を拭いても2~3回しか搾りません。絞る時間がない!というときは2枚目のタオルを使用します。
彼の集中力が切れたら掃除は終了で、拭き上げ用のタオルをお風呂の隣の洗面で洗い、ぎゅーっと絞り、またリビング隣の干すスペースへ持っていきます。ぎゅーっと絞る作業や干す作業も息子がやりたがるので一緒に行います。
最後に、拭いたバスチェアを浴槽にひっかけます。
と、夜のお風呂掃除の流れはざっとこんな感じです。文字で書くと長いのですが、時間としてはトータル5分ぐらいだと思います。
朝のお風呂掃除の流れ
主人が朝シャワー派なので、朝もお風呂の拭き掃除をします。時間は主人が洗面所から出てから出勤するまでの10分です。その間、息子は主人の着替えを邪魔して遊んでいます。
拭き方は夜と少し違い、まずお風呂のタオル掛けにかけてあるスキージーで壁の上のほうから水を切っていきます。主人は立ってシャワーを浴びるのでお風呂全体が濡れまくりです(涙)。これを吸水タオルだけで拭こうとすると何度も水を絞る必要があり、時間がかかるので、スキージーを使っています。
スキージーで水滴をきったあとは、吸水タオルでひたすら拭いては絞る、拭いては絞るを繰り返します。4~5回ぐらい絞るか、時間がないときは2枚目のタオルを使用します。
拭き上げが終わったら、そのまま洗濯カゴにポイと入れて、すぐに洗濯を始めます。
週末のお風呂掃除の流れ
週末は息子を主人が外に連れ出してくれている間に掃除します。お風呂用洗剤でお風呂を壁の高い位置から床までアワアワにして、シャワーで流し、スキージーで水を切り、吸水タオルで拭いて完成です。
文字で書くと短いですが、所要時間は30~40分ぐらいかかります。
ちなみに、我が家のお風呂は窓がありません。窓があるお宅だともう少し時間がかかると思います。
あと、天井まで拭き掃除はしていません。2か月に一回、防カビくん煙剤を使用しています。
拭き上げ掃除は面倒?その効果は・・
お風呂の毎日の拭き上げ掃除、面倒くさそう~!と思いましたか?
所要時間が1日15分、週末30分とすると、週に2時間お風呂掃除していることになります。確かに掃除にかけている時間、長いですよね。体拭いてる時間よりはるかに長いし、わたしにいたってはお風呂に入っている時間より長いですよ(汗)。
以前は週に2回、洗剤を使ってお風呂全体を洗い、シャワーで流すだけの掃除でした。これだと拭き上げの作業時間がないので1回20分として週に40分しか掃除時間がかかっていません。
ただし、拭き上げないお風呂掃除は、週に2回、どんなにゴシゴシこすっても、汚れが蓄積し、浴槽や鏡に水垢がつきました。浴槽はつねにザラザラし、触るのも嫌な状態になりました。
それに比べ、毎日の拭き上げ掃除では、水垢が固まってしまってザラザラになったり、バスチェアに石鹸カスがついてマダラ模様になるということはなくなりました。床に石鹸カスが溜まって色が変わるということもなくなりました。
常にきれいな状態なので、お風呂に入るたびに「あ~掃除しないとな~。今日は面倒だな~。明日でもいいかなー・・」と思い悩むこともなくなりました。週に2回掃除するより毎日の習慣にしたほうが、掃除に対する精神的なハードルも低くなりました。
お風呂専用の吸水クロスがベスト!
お風呂掃除の方法を変更するにあたって、道具も見直しました。まずは、拭き上げ用のタオル。これには、お風呂専用の吸水タオルを使うことにしました。吸水力をうたっているだけあって、さすがによく吸収してくれます!サイズは小さめですが、女性の手にはフィットして、使いやすいと思います。
一度浮気してマイクロファイバーも使ってみました。マイクロファイバーのほうが汚れはよく取れるようです。浴槽やバスチェアの石鹸カスなどはマイクロファイバーのほうが汚れが取れてるな~という手ごたえがあり、しばらく気に入って使っていました。
ただ、やはり吸水力は吸水タオルのほうに軍配が上がり、今はまた吸水タオルに戻っています。一度、100均の雑巾も使ってみましたが、全然吸収せずで、一度で使用中止しました。少しお値段かかりますが、吸水タオルかマイクロファイバーのいずれかがお勧めです。
スキーパーとお風呂用のスリッパ
スキーパーはSNSでも話題になっていたタオルかけに引っ掛けられるものを使用しています。
適度な重みがあるので壁の水切りをするときも軽い力で作業できると思います。タオルかけに引っ掛けなくても、I型は狭い場所への収納にも便利ですね。
お風呂のスリッパは最初使っていなかったのですが、お風呂の床で足の裏をこすりすぎて切れてしまったので、しぶしぶ使うことにしました。収納スペースを取るのが嫌なんですけどね・・・足の裏がガサガサという方には必須です(涙)。
バスタオルで拭くのはダメなのか?
わざわざ専用のお風呂拭きクロスを用意しなくても・・・と思っている方!わかります。わたしも一度バスタオルで拭くのに挑戦しました。いいですよね~バスタオル!厚手だし、たっぷり吸収してくれるのでとても便利です。
しかし~!大きな落とし穴がありまして・・・どーしてもね、雑菌臭がつくようになるんです。これはどれだけ早く洗濯しようと変わりませんでした。
風呂拭き上げ用クロスは、定期的に除菌が必要です。わたしは月に1回ぐらいはお湯+オキシクリーンで殺菌しています。
そして、定期的に交換しています。決してお安いものではないのですが、それでもバスタオルを買い直すよりは安いと思っています。
まとめ
お風呂掃除、本当に面倒ですね。。。以前、ヨーロッパに住んでいたとき、お風呂は浴槽とシャワーカーテンしかなくて、本当に掃除が楽でした。シャワーカーテンは定期的に買いかえればいいし、小さくて浅い浴槽の掃除なんて1分もかからないですしね。
それに比べ、日本のお風呂は掃除にかなりの手間暇がかかります。洗い場と浴槽が分かれているし、浴槽はお湯をたっぷり入れれるように深いし、手すりはあちこちについてるし・・・。
今思うと、こんな大きなお風呂が必要だったのかと感じるのですが、1坪タイプのお風呂は戸建てのスタンダードですし、今お風呂を選ぶとしてもやはり同じタイプを選ぶんだと思います。
日本人とお風呂は切っても切り離せない・・・だったらもうお風呂掃除は一生頑張るしかないですよね!これはひとつ良い運動だ!ぐらいに思って、今日もまた頑張ってお風呂を拭き上げようと思います!