家事の断捨離:やめて楽になった家事

家事の断捨離:やめて楽になった家事 家事の効率化

モノの断捨離がほぼ終了したので、次は家事の断捨離に取り掛かりました。家事の断捨離っていうと家事をやらない=怠けるというイメージがあるかもしれませんので、どちらかというと家事の効率化といったほうがいいのかもしれませんね。これまでも親から引き継いだ家事習慣を変え、効率化した家事がありますのでまとめてご紹介したいと思います。

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家事の断捨離:やめて楽になった家事

主婦なら誰もが一度は自分の家事に疑問を持ったことってありますよね〜。これやる必要なる??って。わたしがやめても問題なかった家事を一挙ご紹介します!

  • 洗濯干し(乾燥機を使うことにした)
  • アイロン掛け(アイロン不要な服のみにした。主人のYシャツは掛けてます)
  • 羽毛布団(秋冬春は同じ布団で、冬は暖房をかけて寝ることにした)
  • 食器の水切りカゴ(布巾を代用)
  • ダイニングの布巾(使い捨てキッチンダスターに変更)
  • 風呂と洗面の排水口の蓋
  • キッチン排水口のバスケット(バスケットいらずを使用)
  • オキシクリーンなど流行りの洗剤
  • まめ皿(料理の盛り付けにこだわらない)
  • ルンバやフロアワイパー(マキタの掃除機が早かった)

家事の断捨離:家事の効率化

では次に、家事を楽にするために、あえて「やる」ことにした家事をご紹介します。「やる」ことで時間だけでなく「考える気力」を削減しています。

日用品のまとめ買い

トイレットペーパーやサランラップなどの必ず消費する日用品は年に1回12月にまとめ買いしています。つまり、年に1回しか日用品の買い物については考えません。とにかくね、この「考える」時間っていうのを減らすのが大事だと思うんです。

ふるさと納税や、楽天マラソンなどのポイントの高いときを狙いますが、決して最安値を探し求めて時間をかけたりしないようにしています。送料やポイントを計算し始めるとそれはそれは大変な作業になるからです。

日用品の買い溜めについては失敗もあります。コンタクトや化粧品はまとめ買いをしないほうがいいです。視力や肌の状態って急に変わることがあるので、たくさん買っておくと無駄にしちゃうこともありますのでご注意を。

食料品のまとめ買い

食料品は週に2回買うことにしています。週1回は土曜日に家族と近所のスーパーへ。もう1回はネットで宅配をお願いしています。

メニューは考えずに買い物をしています。メニューの固定化も挑戦したのですが、どうもわたしには合わなかった・・。その日の気分に合わせて作りたいものが変わってしまうのです。なので、買うものはそのときに安かったものを買っています。

ネットの宅配では生鮮食品が割高なので、主に調味料や加工品(缶詰とかふりかけとか)を買っています。毎回「何が必要かなー」と考えると時間がかかるので、Appleのメモアプリに必要なものリストを保存し、毎回それをみながら買うものを決めています。買い物の所要時間は、約20分を目安にしています。

掃除や資源ゴミ捨ては決まった日に

掃除は週末にまとめてやっています。やるべき掃除はAppleのリマインダーアプリで管理しています。掃除が終わったらチェックをつけて消せるのでやる気が出るし、次の週にはまた同じリストが登場するので「なんの掃除をするんだったかなー」と考える手間が省けます。

ガラス瓶や乾電池などの資源ゴミは大型連休の日にイオン(ジャスコ)に併設のエコ広場へ持っていきます。帰りにイオンで外食するという楽しみをつけているのでゴミ捨ても楽しめます。段ボールやペットボトルなどの資源ゴミは、自宅の保管場所いっぱいに溜まったら近所のスーパーに徒歩で捨てに行っています。

お風呂は毎回拭き上げ掃除

お風呂掃除は毎日の習慣にしています。吸水クロスで拭くだけでそれほど時間はかかりません。とにかく毎日の習慣にすると、体が勝手に動くので考えずに掃除ができます。歯磨きと同じですね。この「考えないで動く」ってすごく楽でおすすめです。参考→「風呂の拭き上げには吸水タオル!毎日の時短掃除方法とその効果

やらなきゃいけないことはすぐにメモ

家事だけの話ではないのですが、「あ、あれやらなきゃ」と思ったらすぐにAppleのリマインダに入れるようにしています。覚えておこうとすると頭がすごく疲れるので。今日中にやらなきゃいけないことは、毎日のTODOリスト(紙)に買いています。TODOリストは書き込みでぐちゃぐちゃになったら書き直すようにしています。ぐちゃぐちゃなリストを見ていると頭が疲れます。

家事の断捨離を始めようと思った理由

わたしが家事の断捨離を始めた理由は「時短のため」というより、「気力の節約のため」です。

「ウィルパワー(意思力)」ってご存知ですか?人は何かを決定するたびにウィルパワーを消費していくのだそうです。朝起きた時に満タンだったウィルパワーは、1日が終わるころにはゼロになっています。今日はどんな服を着ようか、ランチは何を食べようか、買い物に行くべきかどうか、などと何かを考え、迷い、決定するたびに、人のウィルパワーはどんどん減っていきます。「気力」とか「やる気」っていうとわかりやすいかもしれません。

人はいろんなことを考え、悩み、決定していく過程でどんどん「気力・やる気」が奪われていきます。そうすると、いつかやりたいなーと思っていることにいつまでも取り掛かれなかったり、本当にやらなきゃーと思っているのにどうしても誘惑に負けてしまったり・・・(お菓子食べちゃったりね・・)。

「考え、悩み、決定する」ことを減らせば、気力を節約でき、本当にやりたいことに集中できるわけですが、家事っていうのは非常に気力を奪います。ひとつひとつは本当に小さなことなんです。「あ、醤油がなくなった。買わなきゃ。いつ買おう?どこで買おう?」「資源ごみを出しに行かなきゃ。いつ行こう?どこに行こう?」など、本当にどーでもいいことで考え、悩み、決断するたびに、わたしたちの気力はどんどん奪われていきます。

また、40歳を超えたころから短期メモリ(脳のワーキングメモリ、CPU)がとーっても小さくなったように感じます。お醤油がなくなった〜買いに行かなきゃ〜って思った瞬間、資源ごみをまとめようと思っていたことを忘れた、とか。子供の水筒を準備しなきゃと思ってたのに、ふとアイロンのことが気になって、水筒のことを忘れた、とか。ひとつを頭に入れたら、もう他のことは覚えてられないんです(笑)。あれやったらこれやって、それやったら次はこれで・・・若いころはいろんなことを順序立てて覚えていられた気がします。でも、今は、次から次へと忘れてしまい、そんな自分にがっかりし・・・それで頑張って覚えていようとするのですが、やるべきことを覚えておこう、思い出そうと頑張れば頑張るほど、気力がどんどん奪われていきます。

そこで、わたしはなるべく考えなくてもいいような方向に家事を断捨離することにしました。なので、必ずしも時短にはなっていないかもしれません。たとえ、時間がかかっても、頭が軽くなり、気力を節約できるほうを選びました。

家事は習慣にしたほうが楽になる

わたしの70代の両親は毎日10時になると買い物にいきます。その日に食べるものや、日用品、孫の服などを買って、11時半ごろ帰ってきます。毎日同じ時間に買い物に行くことが習慣になっているので、これが大変だと感じている様子はありません。

私自身は買い物を水曜(火曜夜注文)と土曜にし、掃除を土曜(できなければ日曜)にしています。こうやって決めておけば、他の日は買い物と掃除のことを考える必要がありません。

家事ってやり始めるとキリがありません。いくらでも丁寧にできますから。なので、自分で「家事はこの曜日のこの時間!」って決めてしまい、他の時間は自分のやりたいことに使う時間に決めてしまったほうが有意義な時間を過ごせると思います。

なるべく頭を使わずに、体が勝手に動いて家事を片付けてくれるようになるといいなと試行錯誤しています。今はApple Watchがあると便利かなーと思っているのですが・・・購入して家事に役立ったらまた報告しますね!