DIYによる扉の簡単な作り方を説明します。DIY 歴1年、これまでいろんな扉を作ってきました。あーだ、こーだ、と工夫をし、失敗を繰り返し、ようやく簡単・軽量・安価な扉の作り方を見出しました!!素人でも、特殊工具なしで簡単に作れる扉ですので、ご自宅の家具に扉をつけたいという方、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
どんなタイプの扉でも作ることができる方法なのですが、今回はうちで作ったテレビ台の扉(下開きのフラップ扉)を例に説明していきます。中央にアクリル板を使っています。
完成後の写真です。
扉をつける前は収納内が丸見えでホコリも溜まるし、見栄えも悪くイマイチでした。
テレビボードはセキスイハイムにオーダーしたものですが、扉は特注になる=高価で手が出なくって扉なしでの引き渡しとなりました。でも大丈夫!自分でだって作れちゃいますよ♪
扉の簡単な作り方 DIY
まずはざっくりと説明を・・と思ったのですが、言葉で説明するのは難しいので画像を作ってみました。
表から見える木材幅は4cmで、後ろ側の木材が3㎝幅になっています。後ろ側の木材のほうが1㎝短いんです。
アクリル板を挟んで、後ろから薄い(1cm×5mm厚)棒で固定しています。
たったこれだけです(笑)。トリマーで溝を作るとかやりません。そりゃぁできればカッコいいけど、トリマーの騒音とか粉塵とか考えると、自宅DIYには向かないかと・・・。
それでは、もう少し具体的に作り方を解説します。
1. 木枠を組む
最初に3cm幅の木材をボンドで枠にします(↓写真の上側の枠)。その上から4cm幅の木材をボンドでぴったり貼り付けます。
枠がゆがまないように、平らな床にしっかり置いて貼りつけてください。
装飾のために、最初の画像の赤三角部分にトリミングをかけ、表側の木材は45度カットして裏側の木材に貼りつけたらキレイです。
ボンドだけで不安~という方は、ボンドが渇いてから隠し釘で裏から補強しておくといいでしょう。
45度カットがうまくできていないと隙間ができちゃいますが、気になるようでしたら木工パテで埋めちゃいましょう。
2. ペンキを塗る
表側と後ろ側の木材をボンドで貼り終えたらペンキを塗ります。
アクリル板を抑える1cm幅の木材も別途ペンキを塗ります。
3. アクリル板に目隠しシートを貼る。
アクリル板は大きなサイズのものを買ってきて自分でカットしてもいいのですが、失敗すると痛手なので、カットされたものを送ってくれるサービスを利用すると安全です!
わたしがお願いしたのは、『アクリ屋』さんです。
ガラス色を選ぶとちょっと高級感が出ますよ。
使用した目隠しシート(ガラスフィルム)は、『窓飾りシート』です。
水を吹きかけて貼るだけでキレイな仕上がりになって、素人でも簡単ですよ。^^
4. 組み立てる。
ペンキが乾いたら、木枠の後ろ側からアクリル板を乗せ、強力接着剤で1cmの棒材で固定していきます。
アクリル板なので強力接着剤を使いましたが、アクリル板ではなくベニヤ板だったら普通の木工ボンドで十分ですよ。
5. 蝶番をつける。
蝶番をつけて完成です!
蝶番を選ぶときは、対応可能な扉の厚みをチェックしておいてくださいね。
今回の作り方ですと、扉の厚みは18mmになります(9mmの板を2枚貼りつけているので)。
ホームセンターで売られている蝶番はだいたい18mmぐらいなら対応しています。
18mmだとちょっと薄くて不安だわ~という方は、表側の木材を12mmの厚みにして、全体で21mmの厚みにしたら頑丈になるし、後々の板の反りも出にくいと思います。
でもなかなか21mm対応の蝶番ってないんですよね。
この点を注意してくださいね^^
以上で、扉の作り方の説明は終わりです。
今回の作り方で扉を作ると、とても安くできて経済的♪
9mm厚の木材って安いんですよね~。
あと、市販のモールディング(1cmや1.2㎝のもの)を表の板の内側に貼りつけると、トリマーなしでも豪華になります。
こんな感じです ↓
真ん中がアクリル板でもモールディングを貼ることで豪華になりますよ↓
ぜひいろんな工夫をしてみてくださいね^^