レンガとコンクリートブロックで庭の花壇と畑を作る方法をご紹介します。
DIY初心者が花壇と畑を囲むレンガ積みに挑戦しました。モルタルなんて初めてかき混ぜたし、水平器なんて初めて見たし・・というレベルの超初心者ですが、庭工事の費用をなんとか抑えるために、自作でなんとか形にしました。
素人なのでレンガ積みもガタガタですが、それもいい味になったかなと思っています。少なくとも頑張った思い出はプライスレス(笑)。
花壇のレンガの積み方など、お庭のDIYを考えていらっしゃる方の参考になればうれしいです。
我が家の庭は更地でした
自宅はセキスイハイムで建ててもらいました。庭は更地な状態での引き渡しとなりました。庭だって家の一部なんだから住宅ローンに庭工事代が入るように工夫してくれたらいいのに、と思うのですが、ハウスメーカーにはハウスメーカーの思惑があるんですよね・・。
ハウスメーカーに貯金のほとんどを支払ってしまったので庭工事を外部にお願いする費用がなく、仕方なく自分たちで何とかすることにしました。途中、結局、一部業者さんにお願いしましたが、画像の花壇1、2と畑のレンガ積みは自分たちで造りました。その時の様子を写真で説明します。
1. 水はけ処理をする
庭は、あらかじめセキスイハイムに土を処分してもらっていたので、残土処理をする必要はありませんでした。ただ、水はけが悪い土なので花壇の周りにパイプを敷いて水はけ対策をしてみました。(のちにパイプの上には石や砂利を敷いて土が入らないようにしています)
2. コンクリートブロックを仮置きしてみる
花壇全体をレンガにすると高額になるので、土で隠れる部分はコンクリートブロックにしました。こんな感じの花壇がいいかな~とブロックを仮置きしてみました。ブロックを水平に置くための水糸も張ってます。
3. モルタルを作る
そしてここからが初めての経験 モルタル作り。ホームセンターで買ってきたモルタルに水を混ぜるだけで作れちゃいます。
4. コンクリートブロックを積む
ブロックの数をケチりたくて(&水はけを考えて)、ブロックの隙間をあけながら、モルタルの上にブロックを乗せていきます。ここで水平器を使って水平にすることがとても大事です。こうして夜が更けまして、ブロックのみでこの日は作業終了。
5. レンガを仮置きする
翌朝、今度はブロックの上にレンガを仮置きしてみます。こんな感じにできたらいいなーと。レンガは、豊田ガーデンさんから購入したエピソードブリックのクライムドイエロです。(この時点ではまだキレイすぎるのですが、数ヵ月後には色が褪せて良い風合いになってきました)
6. レンガを積む
モルタルを作り、ブロックの上とレンガの側面に乗せて、レンガを積んでいきます。レンガはあらかじめ水につけておくとモルタルがつきやすいそうです。(写真:バケツのなかにレンガが入っています)
7. レンガの1段目完了
日没直前、なんとかレンガの1段目を積み終わりました。
8. レンガの2段目を完了
翌週の早朝、レンガ2段目に取り掛かりました。まずはいつもどおり仮置きから。ちょっと見づらいのですが、写真の奥のほうのレンガが2段になっています。数が少ないのでこの日は早めに作業が終わりました。
反対側は曲線を描いたので、レンガをカットしました。かなりきれいに切れました(素人にしては・・ね)
9. 土を入れる
レンガ積みが完了したので、翌日、ホームセンターに土を買いに行きました。本当は業者さんにお願いしたかったのですが、予算が合わなくて、自分たちで調達することにしました(おかげでお値段半額以下になりました。もちろん筋肉痛になったけど・・・)
あとは買ってきた土をひたすら花壇に投入!!すごい量で、クラクラしました・・三十路にはつらいよ・・・。
ふかふかな花壇が完成しました!
10. 枕木を設置する
後日、ホームセンターで枕木を一本買ってきました。これがめちゃくちゃ重くて、車から降ろす時にバンパーが外れかけました^^;
まとめ&感想
こうしてなんとか花壇1が完成しました(*´∀`*)
作り始める前は素人でもレンガ積みができるんだろうかと心配でしたが、細かいことを気にしなければ意外とできるもんだな~と思いました。
「ナチュラルな雰囲気を目指してるんだよ~」と言えば、ちょっとぐらいのガタガタなんて許容範囲・・・ではないでしょうか?((´∀`*))
レンガ積みにチャレンジしてみようか迷ってる方、ぜひナチュラルテイストで挑戦してみてくださいね~。
追記(7年後)
7年経っても丈夫な花壇として活躍中です。ただ、土は風や雨の影響でどんどん減っていきます。追加してはいるのですが、レンガの下のコンクリートブロックがかなり見えてしまっています。
見栄えを考えるとレンガをもう1~2段多くするんだったなーと思っています。一度作ってしまうともう変更不可能(体力的にも気力的にももう無理・・・)なので、最初にあまりケチらず、レンガ多めで作ることをお勧めします。