洗面所にある洗濯機用蛇口(水栓)を隠すために壁掛け棚をDIYで手作りしました。
現在、洗面所(1階)には洗濯機はありません。今は2階に洗濯機を置いていて、あくまで将来、1階に洗濯機を置きたくなったときの場合にそなえてつけてもらった蛇口です。
家の設計をしてるときは、将来のことも考えて〜と思っていましたが、入居後、つけるんじゃなかったーーとかなり後悔しました。見た目が悪すぎる〜〜!
そこで、この蛇口を隠すべく棚を作ったわけですが、せっかくなのでティッシュケースも作ってみました。
タイル壁への取り付けだったのでグラグラしないか心配でしたが、うまく取り付けられたので、棚の作り方とタイルへの取り付け方を紹介します。
1. 木材で棚を作る
洗濯機の蛇口を隠すのにぴったりのデザインを考えて、木材で飾り棚を作ります。
まさか同じサイズの棚が必要という方はいらっしゃらないと思いますので、細かい作り方は省略しますが、トリマーを使ったり、貼るだけのモチーフを使って、フレンチ風に仕上げてみました。
扉は、簡単に貼るだけで作っています。
簡単な扉の作り方に興味がある方は⇒『扉の簡単な作り方』
木材で棚が完成したらペンキを塗り、蝶番で扉を取り付けます。
蝶番は、セリア(100均)で購入したもので、掘り込みなしでサイドから留めているだけです。
すっごい小さい蝶番なんですが、意外としっかり留まってくれます。
2. 棚をタイル壁に取り付ける
今回、一番難しかったのが、この棚をタイル壁に取り付ける作業でした。
なんと木桟(壁裏の木の柱)が写真の赤のラインにしかなかったのです!!(>_<)
今回の棚はティッシュボックスに扉がついているので、扉を開閉するときにどうしても棚に負荷がかかるため、しっかり固定したかったんです。
となると、赤ライン上に2か所のほかに、↑の写真の青い○2か所もビス留め(ネジで固定)したかったんですよね。
赤ライン上は壁裏に木桟(下地・木の柱)があるのでそのままビス留め(ネジ留め)できるのですが、青○部分は壁裏に石膏ボードしかないのでネジが留まりません(T-T)
そこで、石膏ボードにビス留めするための『極細!スリムくん S-2型』を使って、石膏ボードにネジ留めしても丈夫になるようにしました。
このスリムくんは下穴が6mmしか必要ないという極細対応なのですが、それでもタイルに6mmの穴をあけられるのか・・・そこが心配だったんですが、専用のドリルを使って穴をあけましたよ~!
使用した専用ドリルは ⇒ 『コマ 磁器タイル用充電ドリル (JC-6.0)』
このタイル専用ドリルを使用してもかなりの力(全体重を電動ドライバーに乗せるぐらいの力)が必要でした。
うっかりしてて写真がなくて残念です!!
6mmの下穴さえあけられれば石膏ボードアンカー(スリムくん)を入れられるのでビス留めも可能になります。
これからタイルに穴を開けたいな~と考えていらっしゃる方、失敗する可能性を考えて練習を重ねてから挑戦するか、わたしのように棚の裏に隠れるから多少の失敗ならいいや~と思える場所で穴開けに挑戦してみてくださいね!
目地に6mmの穴を開けることも考えたのですが、タイルの端っこにドリルが当たるとおそらくタイル1枚ぺロっとはがれてしまうのではないかと思ってタイルのど真ん中を狙って穴を開けました。
うちのタイルは1.5㎝角ぐらいで目地も狭めだったのでタイルに穴を開けましたが、もし目地でも6mm穴を開けられそうなら、もちろん目地のほうが簡単に穴を開けられると思います。
いずれにしても慎重に練習をしてから挑戦してくださいね~☆
出来上がりの全体像は ↓こうなりました。
そもそも必要なかった洗濯機の蛇口がなくなったことで自分のプランミスを毎日目の当たりにしなくて済むようになり、精神的に楽になりました(笑)。
制作から6年後の感想
早いもので、洗濯機の蛇口を隠す棚を作ってから6年が経ちました。あれから子供が生まれ、洗面に収納したいものが増えました。もう少し収納力のある棚に作り直したいなーと思っています。