腰壁スリットにガラスを入れる方法

腰壁スリットにガラスを入れてみました。革漉きやミシン作業で出る糸くずやほこりが階下のリビングに落ちないようにするためです。
もともとは、↓写真のように壁に穴が開いているだけの状態でした。階段なんかでよくみかける光取りの装飾です。
一階から見上げると、こんなふうでした。上の部屋が結構丸見えでした。
ガラスとアクリル板を入れたことで、現在は↓こうなっています。
アンティーク風ガラスを選択したので、ちょっとざらざらした模様がついています。おかげで、2階の部屋に置かれている物が見えなくなってスッキリしました。
実は、建築当時にこのスリットにはステンドグラス風のガラスを入れようかと検討していました。が!なんと1枚のお値段が20万円っ!!スリット4か所で80万円っ~~~!!!とても手がでなくて断念しましたが、あのとき注文していなくてよかったです。
だって、自分でガラスを入れたらトータルで2万5,000円もかからなかったんです!たしかにプロの出来栄えとはくらべものにならないと思うけど、これだけの価格差があるのなら自分でやる価値はあると思います。
「あ~ここの壁に窓が欲しいわぁ~」とか「スリットにガラスを入れたいわ~」と考えていらっしゃる方、意外と簡単なのでぜひ挑戦してみてくださいね!
目次
壁のスリットにガラスを入れる方法
簡単に、今回のDIYの構造を説明しますと、↓の図のようになっています。上からみた断面図です。
なぜにアクリル板とガラス板を併用しているのかと不思議に思われてるでしょう~。
我が家ではガラス板だけだと物をぶつけたときに割れて危ないから~という理由で、2階側にアクリル板がくるようにしました。
とくに何かが当たるような場所でなければガラス板だけでいいと思いますし、とにかく安く仕上げたい!という方はアクリル板で十分だと思います。
ガラス板、アクリル板はそれぞれサイズにカットして発送してくれるネットショップにオーダーしました。
自分でカットするのは難しい(特にガラスは無理)なので、専門の業者さんにお願いするのがいいと思いますよ。
ピンクの四角が、白くペンキを塗った木材(角材)です。角材はあらかじめペンキを塗って乾かしておきます。
角材のペンキが乾いたら、スリットの窓のサイズに合わせてのこぎりでカットします。ひたすら地味な作業を繰り返します(汗)
カットが終わったら、スリット穴に角材(1cm×1cm)をはめ込み、木枠を作って隠し釘で側面の壁に固定します。木枠ができたらガラス板をはめ込みます。
次に、また角材で枠を作るのですが、今度は隠し釘が打ちにくいので、ガラスにボンドで貼りつけました。しかも、少し薄めの角材(6mm×6mm)を使用しました。アクリル板にぶつかったときにガラスに直接衝撃が伝わらないようにとの、主人のこだわりです。
中央の木枠を張り付けられたら、次はアクリル板をはめ込みます。
最後に角材(1cm×1cm)で木枠を組み、ボンドで貼りつけます。
↓の写真でなんとなくわかりますか?アクリル板の周囲に角材で木枠ができてるのが。
角材でガラス板とアクリル板を固定しているだけなんですよ~。
ポイント
角材をスリット穴ピッタリにカットするのがなかなか難しいのですが、仕上がりの美しさに影響してきますので、根気よくサイズを測ってカットしてくださいね。
穴によってサイズがバラバラなのでそのあたりも気を付けて!
ガラスやアクリル板を注文する際にもサイズが大きすぎると、スリットにはまらなくって焦るし、小さすぎると今度は木枠で固定できなくって困ったことにあります。
採寸だけはしっかり丁寧にしてくださいね。
わたしは透明のアンティークガラス風を選びましたが、色付きガラスやステンドグラス風などを選んでも楽しいと思います^^
ぜひ試してみてくださいね!