DIYで天井から間仕切りカーテンの作り方:ウェブカメラの背景にも!

自宅の一室にトリマーやジグソーを使うDIY工房を作りたくて間仕切りカーテン(パーティション)を設置しました。天井にカーテンレールを取り付けて、そこに床までのカーテンを掛けました。
2020年4月現在、コロナウイルスの感染予防のため、テレワークが推奨されています。テレワークでウェブカメラを使用して仕事をされている方が増えているのですが、自宅でウェブカメラを使用した場合、背景が生活感丸出しで恥ずかしい〜という方も多いと思います。
自宅に仕事スペースを作りたくても、余分な部屋がなかったり、書斎がなければ、リビングの片隅にPCスペースを設置するしかないのですが、そんなときもカーテンで間仕切りして仕事スペースを作れば、集中して仕事がはかどるかもしれませんね。
それでは、簡単に取りつけ方法をご紹介します。
目次
天井にカーテンレールを取り付ける方法
間仕切りカーテンの取り付け方は簡単で、まず写真のように鉛筆でレールを取り付ける場所に印をつけ、カーテンレールのブラケットを取り付けます。
わたしが使用したのは、曲がるカーテンレール↓
出窓用の曲線カーテンレールです。2本使用したんで、真ん中でつなぎ合わせるブラケットも購入しました。いろんな長さのカーテンレールが販売されているので、まずはどのぐらいの長さのレールが必要か測ってみてください。
2〜5m用のカーテンレールはこちら↓
ブラケットを取り付けたらレールを嵌め込んで、あとはカーテンをつけるだけです。
カーテンを購入する
DIY用のレースのカーテンはニトリで購入しました。
ワークスペースの間仕切りであれば、「遮光カーテン 1級 1cm単位でオーダーも可能(無地&北欧)」がおすすめです。先日、キッチン用に購入したのですが、とっても安いのに安っぽくなくて、いまどきネットで購入するとこんないい商品があるのか〜と感心したところです。
サイズは、横幅(W)はカーテンレールの長さで、長さは天井から床までにしました。
ワークスペースを作りたい場合は、床までのカーテンがおすすめです。防音効果も少しはあると思うので、お子さんの声がウェブカメラのマイクに入りにくく・・・多少は効果があるかもしれませんね。^^;
ポイント:木桟がない場合
取りつけ自体は簡単なのですが、天井に木桟がない(石こうボードしかない)場合、困ったことになります・・。
カーテンって結構重いし、開けたり閉めたりで荷重がかかるので、どうしても木桟がないとカーテンレールを取り付けられないんです。
我が家もカーテンレールを取り付けたいところに一部木桟がない場所がありました。
そこで使ったのが、石こうボード用のアンカーボルトです。
アンカーボルトの使い方は、最初にアンカーボルトを取り付けてからネジを入れます。種類はいろいろあるので、説明書を読んで確認してくださいね。
アンカーボルトを使っても天井からつるすカーテン全体を支持するのは難しいと思うので、なるべく木桟のある場所にカーテンレールを取りつけ、アンカーボルトはあくまで補助的に使ったほうがいいと思います。
天井からカーテンで間仕切りした理由
天井からカーテンを吊り下げて何をしたかというと、写真のとおり、丸ノコやトリマーなど木工作業するときの木屑飛び散り防止です。電動工具(とくにトリマー)は木くずがものすごく飛び散ります。作業をしている本人の髪の毛が真っ白になるぐらい!!できれば、トリマーやジグソーを使う専用の部屋があればいいんですけど、残念ながら新居を建てる際にまさか工房が欲しくなるとは思っていなかったので余分な部屋がありません。そこで、部屋の片隅に天井カーテンレールを取り付けてぐるりと空間を囲む間仕切りカーテンを設置しました。
レースカーテンにした理由は、中で作業しているときに圧迫感を感じないようにです。カーテンの裾を引きずる長さにして木くずが飛び出さないようにしました。
狭い空間なので工房としてはお粗末な限りですが、それでも木くずが飛び散らないことで掃除は楽になりました。
同じ部屋にパソコンやプリンター、スピーカーといった機械製品があるので、そういった精密機械が壊れないようにするという点でも役立っていると思います。
間仕切りを作ってみて思ったのですが、これって小さいお子さんの子供部屋にも便利かもと思いました。親と離れて寝るのは寂しいけど、プライベート空間も欲しいお年頃の子どもにはちょうどいいかも^^もちろんワークスペースの簡易設置にも役立ちますね。
追記:2019年 取り外しました
家を建てた当初、ものすごくDIYにはまっていたのですが、その後、海外赴任になったり、子供が産まれたりして、DIYをすることがほとんどなくなりました。そのため、この間仕切りカーテンは取り外しました。
ネジを外した場所は、石こうボード用のパテで埋めてほとんど見えなくなりました。
ただし、アンカーボルトは取り外しできない(取り外すとものすごく大きな穴があく)ので、そのまま残す形になっています。
よくみるとわかるので残念ではありますが、天井をしげしげと眺めることはほとんどないのでまぁいいか・・と。。。
これからアンカーボルトを使う方は、取り外すことがあるのか、その後はどうするかも考えてから取り付けたほうがいいと思いました。賃貸マンションにお住まいの方も注意が必要ですよ〜。