振り子付き掛け時計を電波時計にする方法

シャビーなフレンチカントリー風の掛け時計を購入し、電波時計ムーブメントに交換しました。
購入した電波時計用ムーブメントは『誠時 針付 振子電波ムーブ RC−480』です。
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振り子時計用です^^
こまめな時間合わせが面倒なので壁掛け時計は電波時計にするようにしています。
今回は長針・短針もそのまま元の時計についていたものを利用したかったので、平ペンチを使ってちょっとした工事をしました。
電波時計好きな方のために電波時計ムーブメントへの交換方法を写真付きで解説したいと思います♪
目次
1. 壁掛け時計から長針・短針、ムーブメントをはずす
まずは壁掛け時計に最初からついている長針・短針をはずします。長針・短針は今後も使うので、傷つけないように慎重に取り外しました。垂直に上に向かって押し上げるだけでポンっとはずれましたよ。
その後、時計の裏側についているムーブメントをはずします。
このとき長針・短針がはまっていた軸の根元に固定具があると思うので、『振子電波ムーブ』に付属の工具でネジネジして取り外しました。
2. 長針・短針の軸を交換する
購入した電波時計ムーブメントにも長針・短針はついてきたのですが、今回はもともとついていた長針・短針を利用しました。長さがぜんぜん足りなかったからなんです!(>_<)
サイズが合えば、電波時計ムーブメントに付属の長針・短針を使うほうが簡単です。なぜなら、長針・短針の軸(?)の径がちょっとでも違うと電波時計ムーブメントにはまらなくて利用できないんです。
↑の写真のように、軸の輪っかをはずして交換しなければなりません。
この小さな部品を取るのが大変なのですが、平ペンチを使ったらうまくできました。
輪っかの出っ張っているところを少しずつ中央に押し込んでいきます。
取り外せたら、今度はオリジナルの長針・短針の軸に輪っかをはめるのですが、はめづらいときはまた平ペンチで出っ張りを中央に寄せていきます。うまくはまったら今度は出っ張りを戻すようにします。
3. ムーブメント、長針・短針を取り付け、時間を合わせる
長針・短針の輪っかさえ交換できたらあとは簡単!電波時計ムーブメントの取扱説明書を読んで組み立て、時間を合わせて完成です!
今回は振り子もオリジナルのものを再利用しました。ムーブメントを交換した後のほうが振り子が下にさがってちょうどよくなりました。
あとは壁に取り付けるだけです。殺風景だった壁が少しにぎやかになりました。
まとめ
わたしが電波時計好きということで、主人には4個の時計を電波時計ムーブメントに交換してもらいました。時計はそれぞれ形が違うので、ムーブメントの交換はとても大変なようです。1個につき1時間以上も格闘してもらっています。
ムーブメント自体も高価ですし、うまくいく保証はまったくないのですが、それでも電波時計がいい!!という方、ぜひ一度チャレンジしてみてください。うまく交換できれば、快適な時計ライフが待っていますよ~。