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ネトフリ・アマプラ依存をやめられない!ときの対処法(主婦編)

ネトフリ・アマプラ依存をやめられない!ときの対処法(主婦編)

NetflixやAmazon Primeビデオにはまってしまって抜けられない!毎日視聴し続けて、罪悪感を感じてるという方、わかります!苦しいですよね・・・。やめないといけないのに、やめられない!!どうしても毎日見ちゃう!

やりたいことや、やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、気づくと映像を見ていて画面から目が離せない・・・。生活に支障が出ていたら、これはもう立派なネトフリ・アマプラ依存です。

日本ではゲーム依存のほうが多く、ネトフリ・アマプラ依存はまだあまり認知されていませんが、海外では”Netflix addiction”などで検索をかけるとたくさんの記事がヒットします。

わたしは依存症の専門家ではないので、病気としての「ネトフリ・アマプラ依存症の治療方法」については専門の方にお任せするとして、ここではわたし個人がどうやってビデオ視聴の沼から脱出したかをお話ししたいと思います。

目次

海外ドラマにはまったきっかけ

わたしはもともとフィクションの世界に現実逃避するのが大好きな性格で、一時期は小説を読むことにはまりまくって、最長で1日11時間もぶっ通しで読んでいたこともあります。

海外ドラマは昔から大好きで、CS放送(スカパー)でみたり、レンタルビデオで借りてきて視聴していました。

でも、2015年ぐらいまで、海外ドラマを一気に見れる手段ってなかったんですよね。楽天のビデオレンタルなんかでたくさん借りたとしても、借りれる枚数に制限があったんで、1日に何時間もみることってなかったんです。

ところが、そんな状態が変化したのが、2016年ぐらいから。ビデオのストリーミング配信が始まったんです。ネットの通信速度もどんどん速くなり、ビデオを見るのに映像がフリーズ(止まったり)することがなくなりました。

わたしが海外ドラマを見続ける生活を初めてしまったきっかけは、2018年にAmazon Prime会員になったことでした。

Amazonはよく利用するので、送料が安くなるし、配送も早いのでPrime会員になったのですが、Prime会員になるともれなくPrimeビデオも視聴できるようになるんですよね。これがわたしにとっての海外ドラマ依存の入り口になりました。

Amazon Primeビデオの海外ドラマにはまりまくった日々

Primeビデオのアプリをなにげなく開くと、息子が喜びそうなコンテンツ(しまじろう)がありました。ほかにも、ミッキーマウスとか、トムとジェリーとか、懐かしいコンテンツもありました。最初は、息子に見せようと思ってアプリをチェックしていました。

ところが、ある日、おやおや?以前スカパーで見ていた海外ドラマの続きが見れるじゃない!!しかも無料で!!!気づいてしまいました・・・ここからが怒涛の海外ドラマ視聴マラソンの始まりです。

わたしが好きなのは、アメリカの海外ドラマ。NCISやHawaii Five-Oなど、かなりの長寿番組を片っ端から見始めました。一度見たことあるドラマも、もう一度見直してみると全然覚えてなくて、楽しく2度目を見ることができました。

毎日毎日、朝から夕方まで、ずーーーーーーーっと、7時間ぶっ通しの海外ドラマを見ていました。息子を送り出したあと、ベッドに戻って暗い部屋でずーっとビデオ視聴。たまに昼寝なんかしたり、ときにお菓子をつまんだりしながら、ずーーーっと海外ドラマ。本当はやりたいことがあるのに、家事だって進めておきたいのに、どうしても「次のエピソード」ボタンを押さずにはいられませんでした。

息子を迎えにいく夕方、家事ができなかった罪悪感と、目の疲れ、体の重だるさで、玄関を出てお迎えに行くことが体力的に精一杯でした。何もしてないのに、なんでこんなに体がだるいんだろう・・と、重い体をずるずると引きずってお迎えに行きました。

海外ドラマにはまる理由:やりたいことがないから?

海外ドラマから離れられない毎日を過ごし、さすがにこのままじゃいけない!と思うわけですが、決意も虚しくAmazon Primeのアプリを開かずにはいられませんでした。

どうしてこんなに海外ドラマにはまるんだろう・・・ドラマを流しながら、頭の片隅で考えていました。そのときわたしが思いついた理由は、「海外ドラマより楽しいことがないから」でした。

だったら、やりたいことを明確にすればいいんですよね!そうだ、やりたいことを書き出してみよう!!そう思って書いた記事が、「やりたいことリスト100項目の作り方 40代女性編」です。この記事を書いたのが2019年なので約2年前ですね。この記事の追記にも書きましたが、「やりたいこと100個」書いたところで、結局その後「やりたいこと」に手をつけることはありませんでした。やりたいことはあるのに、しっかりと文章化して明確にしたのに、海外ドラマ沼からさらに1年8ヶ月も抜け出せませんでした。

アマプラ依存から抜け出したきっかけ

海外ドラマ沼に2年以上もどっぷり浸かっていたわたしが、ようやく抜け出せたきっかけはふたつあります。

ひとつは、好きなアメリカの海外ドラマを見尽くした!!(笑)そう、2年以上アマプラの海外ドラマを見続けたら、もう見たいドラマがなくなっちゃったんです。もしもアマプラじゃなくてNetflixを見ていたら、やめるのにもう少し時間がかかっていたかもしれません。Primeビデオって所詮無料アプリなので視聴できるコンテンツがNetflixより少ないんですよね。もちろんアマプラでも課金すればもっといろいろ見られるんですけど、さすがにそれをやったらダメだと自分をコントロールできました。あふれるほどのお金を持ってなくて助かりました(笑)。

悪癖をやめたければ環境を変えよ!とよく言われますが、わたしの場合は、アマプラが海外ドラマを増やさずにいてくれたおかげで、アマプラ自体の魅力が減っていきました。お金持ちじゃないので課金できないのも、わたしにとってはプラスでした。

さらに、見たい海外ドラマがなくなったときに断捨離にはまったのもよかったようです。以前、「断捨離の効果:断捨離にはまる理由」という記事を書きましたが、もともとわたしは整理整頓が大好きで、捨てることに無上の喜びを感じるタイプです。

断捨離を進めるなかで、今自分に何が必要なのか、今わたしは何がしたいのかがはっきりしていきました。断捨離が、アマプラ依存を脱却できた二つ目のきっかけです。

ちなみに、ここで感じた「今やりたいこと」は、2年前に書いた「やりたいこと100個」となんら変わりませんでした。つまり、やりたいことはずーっとわたしの胸のなかにあったことなんです。それなのに今回はアマプラ依存から脱却できた理由は、断捨離で体を動かしたことと、断捨離で達成感を得られたからでした。

人間って動物ですから、体を動かすようにできてるんですよね。一日中ベッドでゴロゴロしたり、椅子に座っていたりすると、体がだるく感じられるようになるんですよ。体を動かして、達成感を感じられることをしたことで、心がだんだんと晴れてきて、その心地よさからアマプラを見るのが嫌になってきました。

体調不良で気づいたビデオ視聴の弊害

Amazonプライムビデオにはまりまくった3年で体重が5kgも増加しました。朝からパンとコーヒー、昼ごはんはPrimeビデオをみながらお菓子か冷凍食品、夕方にもコーヒーとお菓子、夜ご飯のみが唯一の栄養源でした。運動もまったくしていなかったので、体脂肪は32%。立派な肥満です(泣)。

見た目がどんよりしただけでなく、肌もぼろぼろになりました。顔が赤く炎症し、皮がポロポロと剥け、ニキビがぼつぼつ出てきました。

さらに、一番辛く悩まされたのが、体の疲労感でした。息子を送り出して家に帰ると、体が重くて重くて何かをやろうという気になれないのです。どうしてこんなに体が重いのか・・・。とりあえずコーヒーと甘いお菓子で気分を上げつつ、アマプラ視聴を始める毎日でした。

体調を整えたらドラマ依存がなくなった!

断捨離で少し心が元気になってきたわたしは、以前から気になっていた肌荒れに対処し始めました。というのも、かなり症状が悪化してきて、化粧することもままならなくなってきたんです。

これまでも化粧品を変えたり、加湿器を追加したり工夫していましたが、ちっとも良くならないので、今度は日々の食事を見直してみました。その過程で血液検査をしたのですが、その結果、自分が低血糖症だということに気づいたんです。毎日、毎日、甘いものとコーヒーをガバガバと摂取していたため、血糖値をコントロールできなくなってきていることに気がつきました。(また別記事で書こうと思っていますが、体がだるくて仕方がないと思われている方は「しつこい疲労は副腎疲労が原因だった」が参考になるかもしれません)

あらためて自分がひどい食生活を送っていたことに気づき、それからお菓子をやめ、しっかりご飯で栄養を取る食生活に変えたら、自分でも驚くほど気力が復活してきました!!あれほど無気力でドラマばっかりみていた自分が信じられません。ゴロゴロするなんてもったいない!あれもやりたい!これもやりたい!!食生活でこれほど人が変わるなんてびっくりです。人間ってまさに食べ物でできているんですね。(肌荒れも治ってきました。こちらは低血糖症だけではなくて他の要素もあったようです。)

ネトフリ・アマプラ依存から脱却するには

以上が、わたしが3年間も依存したアマプラを卒業できたプロセスです。長々と書きましたが、一言でまとめると「体を動かし、食生活をまともにしたら、元気になって、ゴロゴロしてテレビをみることがなくなった」ということですね。すっごいシンプル!

ただ、最初にもお断りしましたが、これはわたし個人の経験でしかありません。海外のサイトを読んでみると、ネトフリ中毒は現実逃避であり、日常生活に嫌なことがあるから、コンテンツ視聴をして現実から逃れようとしている、という見方もありました。

仕事や勉強、育児や介護で疲れたあとに息抜きでテレビをみるってあると思うんですが、それが行き過ぎて、日常生活で問題が出始めると「依存している」ってよばれるでしょうね。

子供が勉強せずにYouTubeばっかり見ている・・・まぁ〜勉強したくないんでしょうね(笑)。

そんな場合は、環境を変える(アマプラ・ネトフリ解約とか、アプリ削除など)がいいですね。ストレス源を減らせるのが一番いいんでしょうけど・・・少しずつでも減らしていければいいですね。

まとめ

まるで憑き物が落ちたかのようにプライムビデオを視聴しなくなって、毎日がとっても楽しくなりました!

じゃぁこれからもずっと見ないのか・・・と言われると自信はありません。でも、できれば、自分が病気したときのために、好きな海外ドラマを取っておきたいなーと思っています。以前入院したとき、「人って病気になると本は読めない・・・テレビ見るぐらいしかできない・・・」って思ったものです。そのときのために取っておこうと思います(そりゃぁ入院しないに越したことはないけど)。