タオル掛け付き分電盤カバーを自作しました。
うちのように巨大な分電盤がついているご家庭ってそんなにないと思うので、あまり参考にならないかもしれませんが、ご自宅の分電盤が気に入らない!隠したい!!と思われている方のために簡単に作り方をご紹介します。
分電盤カバーを作った理由 その1
作り方の前に、そもそも分電盤カバーを作ることになった理由を。
右にちらりと見える扇風機と比べていただけるとわかると思いますが、そう、我が家の分電盤、なんとも巨大なのです!!ヽ(`Д´)ノ
カバー設置前(セキスイハイムから引き渡されたとき)の状態は下のようでした。
通常イメージされる分電盤と、その隣に太陽光の装置があります。
まぁそこまでは許せます。
んがっ!なんですか、その下の巨大な台座はっ!!!∑(゚д゚*)
頭を打つ高さでないのが幸いですが、それでも狭い洗面所ではかなりの圧迫感!
だいたい不格好この上ないと思うんですけど、どーなのよっ~~~。
セキスイハイムの監督さんに「これを使ってキレイに納めます~」とにこやかに台座の巨大ボックスを見せられた時には卒倒するかと思いました。
美意識はいずこに・・・って思ったけど、美意識って個々人の主観だもんね_| ̄|○
これからおうちを建てられる方はぜひ分電盤を収納や納戸、WICに隠せるよう工夫してくださいね。
最近の家電は省エネ設計なので、よほどのことがないとブレーカーが落ちることはありません。
うちも入居1年半で一度も落ちたことありません。(追記:入居8年でも一度もありません!)
確かにまったくアクセスできない場所に分電盤を設置してしまうのは問題だと思いますが、収納の上のほうなど、日常的にあまり使わない場所に設置してしまってもいいかと思います。
特にオール電化の家では分電盤に接続する電線の数が多いので、うちのような巨大台座が取り付けられる可能性があります。
どうぞ気をつけてくださいね。
分電盤カバーを作った理由 その2
この洗面所、狭い空間ながら、いや狭いからこそ、あーすればよかった~と思うところがたくさんあります。
そのひとつが、バスマット掛けの設置場所でした。
主人が朝と夜2回シャワー浴びるのでバスマットを干す場所が欲しかったのですが、取り付けられる木桟がなく、仕方なく石膏ボードに打ち付けました。
が・・・使ってるうちに斜めに倒れてきました(泣)。
石膏ボードアンカーを使っていたのですが、頻繁に加わる力に負けてしまいました。
そんなわけで、今回のDIYではバスマット掛け + 分電盤カバーをなるべく圧迫感なく作ることを目標としました。
タオル掛け付き分電盤カバーの作り方
それでは、作り方を解説します。あくまで自己流なんちゃってDIYなので、参考にできる部分のみ参考にしてください。
1. まずデザインを決める。
今回のDIY は扉を開けてすぐ頭上に来るものなので、なるべく圧迫感がないスタイルにしました。
実物大サイズに紙をカットし、イメージを膨らませました。
2. 木材をカットする。
ホームセンターの木材カットサービスを使用したり、糸のこをお借りして曲線カットにも挑戦しました。
サイドの板は↓のようになりました。
3. 木材を組み立てる。
インパクトドライバーでサイドからビス留めしていきます。
引き出し風の飾りをつける面(2.5mmのべニヤ板)をボンドで側面に貼りつけました。
4. 引き出し風にするための木材をカット
長方形の板を5枚(9mm厚)を用意し、その上に木製のつまみを置いてみました。
この時点ではまだ貼りつけていません。
5. 塗装をする。
まずステインを塗ります。(「水性オイルステイン オイルナット」使用)
その次にホワイトを塗りました。
ペンキに迷ったら『イマジン ウォールペイント(爽快な朝)』がオススメです。
白い壁紙に色合いが近く、大失敗~!ってことになりません。
ペンキを塗り終わってから引き出し風の飾り板をボンドで貼りました。
そうしないと、隙間にペンキが入りこんで引き出し風に見えないので・・・。
6. 設置して完成です!
電線が入っている台座に直接ビス留めしちゃいました。
電線が傷ついて漏電するかもしれないので、良い子は真似しないでね。^^;
分電盤の前はカーテンにして、アクセス簡単にしました。
出来上がってみて、想像以上にバスマット掛けの使い勝手がよく満足しています^^
木桟がなくて困っている方も、この方法なら解決できるかもしれませんね♪
追記:入居8年目の感想
現在も同じカバーのままです。バスタオル掛けとして快調に使用しています。分電盤のほうは本当に見る機会がなくて、カーテンには埃が・・・(汗)本当に分電盤は収納内に隠せるものなら隠したほうがいい!と強く思います。