水性ステインの「和信ステイン」と「ブライワックス ウォーターベース ウッドダイ」を塗り比べてみたのでレビューします。
水性ステインは、木材にしみ込む点でペンキとは違います。
ナチュラル or シャビーな家具のペイントに使う場合は、上から塗ったペンキをやすりで擦り落とし、下地になっている水性ステインを出すのに使ったりしますね。
水性ステインだけではザラザラして野生な感じ(?)な仕上がりになるので、上から水性塗料やニスやワックスを塗るのが一般的です。
塗り比べ
さて、その水性ステインですが、わたしは2種類購入して試し塗りしてみました。
左側 ⇒「和信ペイント 水性オイルステイン オールナット」
右側 ⇒「ブライワックス・ウォーターベース・ウッド・ダイ グレー」
和信の水性オイルステインはボトルにビー玉が入っているので、ボトルを振って、底に沈んで固まっている塗料を撹拌して使用します。
しっかり振ってから塗ると、水性ペンキに近い色合いになります。
ウォーター・ベース・ウッド・ダイのほうは、振ってから使用する点は同じなのですが、ビー玉は入ってないですし、ボトルのなかが見えないので、たぶん底に塗料が固まって沈んでることはないだろう・・・という推測のもと、和信よりも軽めのシェイクで塗ってみました。
塗った感じは、和信よりも水っぽく、薄付きです。
木目もはっきり見えますし、上から水性塗料ではなくニスやワックスで仕上げる場合は、ウォーター・ベース・ウッド・ダイのほうが高級感も出ると思います。
色展開
和信の水性オイルステインは、メープル、けやき、オーク、チーク、オールナット、マホガニーの6色。
ウォーター・ベース・ウッド・ダイは、ライト・オーク、ウォルナット、チーク、ブラック、ヒュームド・オーク、ゴールデン・オーク、ジャコビアン、ブラウン・マホガニー、グレイ、イュー、オールド・パイン、ローズウッドの12色です。
和信にはグレイやブラックがないので、わたしはグレイを購入しました。
価格
ウォーター・ベース・ウッド・ダイは、和信の2倍してますね。
臭い
どちらもほぼなし。気になりません。
まとめ
価格だけ比較すると和信のほうがいいのですが、塗った感じをみると、ブライワックスのウォータベース・ウッドダイのほうが高級感があって素敵です。
上から水性ペンキを塗る場合は下地の水性オイルステインはほぼ見えないので和信を使い、ワックスやニスで仕上げる場合は奮発してウォータベース・ウッドダイを使うというふうに分けてみるとよさそうです。
ただ、グレイやブラックは和信にはないので、グレイ系のシャビーペイントをしたい場合はウォータベース・ウッドダイを使ったほうがいいですね^^
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